幼稚園と保育園の違いは?料金や教育とメリットの比較を解説!

子育てに追われていると、赤ちゃんでいる期間はあっという間に過ぎ、気が付くと立派な幼児期に突入しているものです。

幼児期に入ると、言語の発達や運動能力の発達なども著しくなるため、ママと2人きりの生活でいるよりも、集団生活に慣れさせていくことも大切になってきますよね。

多くの友達と触れ合う中で、学ぶこともたくさんあると思います。幼児期の集団生活と言えば、幼稚園または保育園が主なものですよね。

この幼稚園と保育園は、一体どんな違いがあるのでしょうか?今回は、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します。

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幼稚園と保育園の違いは?

保育園と幼稚園は、そもそも国の管轄している省庁が異なってます。保育園は、『厚生労働省』。幼稚園は『文部科学省』が担当しています。

他にも様々な違いがあるので、簡単にご紹介していきます。

【保育園】

所轄省庁:厚生労働省

法令:児童福祉法

入園可能年齢:0歳から

保育時間:原則8時間以上

年間保育日数:特に規定なし

給食:義務

保育料:世帯収入に応じて(※認可外保育園の場合は、各園で定めた料金)

【幼稚園】

所轄省庁:文部科学省

法令:学校教育法

入園可能年齢:満3歳から

保育時間:標準4時間以上

年間保育日数:39週を下回らない

給食:任意

保育料:月額3万円~

保育園と幼稚園の学力差は出るの?

一般的に、保育園は「家庭の代わりに保育をするところ」で幼稚園は「教育を受けるところ」と言ったイメージがありますよね。実際はどれほど学力の差が出るのでしょうか?

実は、『教育』と言っても子供のうちは生活自体が学びの場という感じなので、学力の差はほとんどありません。どちらに入園させても、将来的に大きな差が出るわけではないので、心配しないようにしましょう。

ただ、最近では、保育園や幼稚園の差ではなく、その園自体が行っている特別なカリキュラムがあったり、独自の園の教育法があったりするため、その点では多少の差があるようです。

例えば、英語教育や音楽の教育に力を入れ、早期教育を取り入れている園があったり、逆にのびのびと開放的な空間で泥んこになりながら遊ばせる教育法を取り入れている園もあります。

保育園と幼稚園の過ごし方に違いはあるの?

①昼寝の有無

保育園は、園で過ごす時間が長いため、おやつの時間とお昼寝の時間が設けられています。一方で、幼稚園は保育時間が短いため、お昼寝はなく、2時くらいには帰宅するところが殆どです。

②行事の違い

保育園の場合、保護者が働いていることが圧倒的に多いので、行事は基本的に土日に行われることが殆どです。保護者会や面談なども、夕方に行うなど、保護者の仕事に支障のない程度に行われます。

一方で、幼稚園は行事の数が極めて多く、保護者が参加するものも多くあります。PTAなどの保護者活動も盛んです。

保育園と幼稚園のメリットデメリット

【保育園におけるメリット】

  1. 保育時間が長いため両親が働きに出られる
  2. 同年代以外の子供との触れ合いもあるため、兄弟がいなくても下の子の面倒を見たりする心が育まれる
  3. 他の保護者と顔を合わせる機会が少ないため、ママ友トラブルになりにくい
  4. 基本的に給食が出るため、家では食べさせないようなメニューも子供に経験させられる

【保育園におけるデメリット】

  1. 幼稚園に比べ、行事が少ないため物足りないと感じることもある
  2. 制服がないためお金はかからないが、その分私服を何枚も着替えで必要になる
  3. 特に認可保育園は、待機児童問題があるなど入園がしづらい場合がある

【幼稚園におけるメリット】

  1. 可愛い制服を着せてあげることが出来る
  2. 親子での行事も多く、子供の成長を楽しめる
  3. 小学校就学前から自宅近くに友達をたくさん作れる
  4. 幼稚園バスを利用すれば悪天候の日でも見送りに行かなくて済む
  5. プールや園庭の遊具が充実していることが多い

【幼稚園におけるデメリット】

  1. 保育時間が短いためママは働くことは難しい
  2. 他の保護者と顔を合わせることが多く、ママ友との付き合いが大変
  3. お弁当を作るのが大変

保育園と幼稚園の先生の資格の違いは?

保育園での資格は「保育士」なのに対し、幼稚園で働く先生は「幼稚園教諭免許」が必要になります。

基本的には、保育園では、時間が長いため、遅番・早番などのシフト勤務で交代制をとっている園が殆どですが、幼稚園の場合は、固定勤務となり、実働8時間~12時間程度しているそうです。

保育士と幼稚園教諭の差は、0~2歳の乳児保育が可能かどうかという点にあります。また、選べる職場も保育士の場合は多く、保育所以外にも乳児院や児童養護施設・ベビーシッターなどでも働くことが可能です。

一方、幼稚園教諭の場合は、基本的には幼稚園で働くための資格となりますので、幼稚園以外で働くことが出来ません。

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幼稚園と保育園を選ぶ決め手ってなに?

幼稚園と保育園、一体どちらに子供を入れた方が良いのでしょうか。家庭の方針もあるとは思いますが、ここでは選び方の例をいくつかご紹介していきます。

ケース1:両親が共働きの場合

ご両親が共働きの場合は、基本的には保育園を選ぶことになります。但し、ママがパート勤務で時間が短いなどの場合においては、必ずしも保育園でなければならないわけではありません。

幼稚園によっても、働くママが多くいる場合は、ママ同士の交流があまり密でないこともあるようです。近くに入所できる保育園が無い場合などは、幼稚園も視野に入れてみるのも良いでしょう。

ケース2:下の子を妊娠中の場合

ママがちょうど下の子を妊娠中の場合、どちらに入れればよいか悩みますよね。

妊娠中、体調がすぐれず、他に上の子を見てくれる人もいないのであれば、思い切って保育園に入れることも検討しても良いでしょう。

保育園の場合、預かってくれる時間も長いので、産後、下の子の育児に専念できます。認可保育園の場合、自治体によっても異なりますが、兄弟を同じ園に預けた場合は下の子が半額になるケースもあります。

但し、待機児童の問題で、働いていないと入園しづらかったり、兄弟別々の場所に入園させられるケースも少なくありません。

因みに、幼稚園も2016年度から自治体によっては、二人目以降を半額にする制度が始まっています。二人以上のお子さんがいるご家庭は、なにかとお金がかかる時期なので、ママが働けないうちは、補助制度があるのは助かりますよね。

お近くの保育園・幼稚園の入園に際しての金額を比較して検討するのもよいでしょう。

ケース3:小学校は自宅近くの公立小学校に通わせる予定

保育園の場合は、認可・無認可に関わらず、比較的ママ同士の交流は少ない傾向にあります。それは、お迎えの時間が異なるため、あまり顔を合わせる機会が少ないからです。

また、通っているお子さんも、同じ学区域の子でない場合も多いため、例え仲良くなれたとしても、小学校にあがったときには別々…ということも考えられます。

その点、幼稚園の場合は、自宅近くの・学区域内の園に入園すれば、一緒に同じ小学校に通えるお友達も多いでしょう。

中には、幼稚園バスなどを使って、遠方から通っている子もいるかもしれませんが、基本的には自宅近くのお友達を作ることができます。

小学生を持つママに聞いたところ、入学式のころから、幼稚園から一緒だった子のグループの絆が強くあるため、ママ友の輪に入りづらかったりするんだそうです。

小学校に入ると、PTAの役員などますます活動は盛んになるので、ママ友同士の付き合いも多くなります。

子供のためにも、親同士の交流を深めたいという場合は、自宅近くの幼稚園に入り、輪を広げておくというのも手かもしれませんね。

幼稚園と保育園の違い

まとめ

いかがでしたか?私の周りでは、幼稚園に通うと、ママ友同士の付き合いが大変という人も多くいるため、苦手な人は保育園を選択するという人もいました。

また、幼稚園は行事がとても多いので、ママが一緒に楽しめる人は良いのですが、手作りしなければならない物や、常に親子で参加しなければならないことがあるなど、かなり時間がとられてしまうんだそうです。

その分、親子の絆も深まり、子供の成長が記憶に残りますので一長一短といったところですね。

私の子供のことを言えば、人見知りが激しい子だったので、少人数の小規模保育園に1歳から預けました。

慣れるまでには人一倍苦労しましたが、少人数というのが良かったのか、全員の名前と顔を覚えたら、お友達との時間を楽しめるようになり、先生たちにもよく懐いてくれるようになりました。

これが大人数の保育園や幼稚園だったら、もっと慣れるまでには大変だったかもしれません。

一番は、子供の性格を理解し、どのような環境が適しているのかを考えてあげることです。早くから情報収集をして、よりよい環境で子育てを楽しんで下さい。

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